今日は有給を取り 女子美術大学へ行ってきました。
娘は大学内に入るのは初めてで 広いキャンパスに驚き 館内のあるゆるところにある芸術にまつわる展示物などに目を輝かせていました。
私も大学時代はデッサンやドローイングの授業なんかがあったので 懐かしいな~と思い出に浸りながら館内を散策。
そして今日 こちらの大学へお邪魔した理由ですが
小学生を対象とした講座で
“感情線を引こう!”
という授業を受けるためでした。
始めは細筆から平筆を使って 机で色んな線を引いて
『怒りの感情は?』
『楽しい時は?』
『カエルっぽい線は?』
など 先生がお題を出してくれて
そこからイメージする色や線で表現をするというもの。
娘は結構消極的で 大きな画用紙なんかにも小さくちまちま~っと絵を描くタイプです。
案の定 初めはそうでしたが。。
でも ちょっと離れたところで見ていたら どんどん楽しくなってきて 表現が大胆になってきて なかなか面白かったです。
私の悪い癖ですが 何でも先回りして助言したり助け舟を出してしまうところ・・・
自宅で絵を描くときは
『もっと水足さないとかすれるよ?』
『細い線を書くときはもっと筆先を・・・』
など 子供が試す前に良かれと思って口を出してしまうのです。。
でも 今回は本当にグッと我慢しました。ただただ傍観。
やってみて 試してみて そこから学ぶことはたくさんあるし
偶然生まれた結果から閃いて 素敵な作品になったり。
子供の好奇心や 想像力は無限大で
大人だったら 紙を前に まず構成を考えてしまって全く面白みのない機械的な絵になってしまうことも多いけれど
子供は今のこの一瞬を即座に表現することができて 楽しい!!が伝わってくる作品ばかり。
子供はみな 即興名人ですな(*^^*)
で 筆に慣れてきたら今度は別室で 全身を使って表現。
好きな色に 好きな筆や道具で 自由に描く。
全身 絵の具でぐっしょりでしたw
でも 終わった後の娘はとっても笑顔!
今度は油絵も描きにきたいなぁ~ とのこと。
そして 娘はこの大学に入りたいみたいです。
いやいや ここは 美術でかなーーり優秀な人しか入れない学校だから
ただ好きなだけでは無理だから
(母は大学2年の時 周りの優秀さに押しつぶされそうで登校拒否。退学したいなぁと辛い時期があったのでした)
いっぱい頑張らないとだね!でも 本当に素敵な学校だね!
先生も 助教の人たちも 守衛さんも 講座を受けに来ていた子たちも 学校の環境も
言葉では表せらんないくらい 感覚的に?
オーラ?のびのびした感じ?
あーここは 本当に素晴らしい学校だなぁと 入れたらいいね〜と 心から思ったのでした。
また来ようね(^^)
で 色んな刺激を受けて
『ここには音楽室あるかな?ピアノ弾けるかな?今弾きたい!』
と何度も言い出して。。
『う~ん。。どうかなぁ。学校によるけど 多分無いんじゃないかな・・・家に帰って弾こうか!』と。
感情が高ぶって きっと抑えきれなくなったんでしょうね。
でも そんな時に娘が感情の表現方法として自然に選ぶのが ピアノという手段で
あぁ ピアノを習っていて本当に良かったなぁと感じたのでした☆