前回ちょこっと触れた 幼児科音楽基礎グレード。
今回はこちらのお話です。
幼児科基礎グレードとは 幼児科2年間でどの程度力が付いたかを確認する検定になります。
この年代の子供たちにとっては初めての試験といえるものなのではないでしょうか。
これは基本的に全員受けるものになります。
別途料金がかかりますよ~( ;∀;)
確か ¥3,000+税 だった気がします。
いつもとは違う指定のセンター(近隣で一番大きな)へ出向き 試験が行われる教室へ入って受けますが
担当講師 試験官2名 受験者+保護者1名 が入室します。
さて 試験内容ですが↓
①-Aきくこと(メロディー)
→これはレッスンの際に前に出て先生のピアノに合わせて歌っているあれです。今まで歌ってきた曲の中からランダムに出題されます。(テキストには載っていない曲です)
以前に学習した曲なのでもしかしたら暗記している子いるかもしれないです。
試験では 何小節かに区切って担当講師がピアノで弾きピアノを背に立つ子供がその後に同じように音階で歌うというものです。
これは 正しくメロディーが聴き取れているかを見ています。
①-Bきくこと(ハーモニー)
→これはレッスンでもやっていますが 先生が和音を続けて弾いて その通りに答えるやつです。
『ドミソ シファソ ドミソ』など3回続けてピアノで弾くので その通りに答えます。
②うたうこと
→これは ぷらいまりー③か④のテキストの歌詞唱の曲から好きなものを1曲事前に選んで申告しておきます。
我が娘は ぷらいまりー③の中から『ねこねこでんわ』を選びました。
担当講師がピアノで演奏してくれるので それに合わせて試験官の方へ向けて歌います。ちょうどコロナ禍でマスク着用だったのでかわいそうだなと思いました・・・
③ひくこと
→これも事前にぷらいまりー③か④の中から2曲選んで申告しておきます。曲名と ピアノとエレクトーンどちらで弾くかも同時に申告しておきます。
娘はピアノを選び ぷらいまりー④の中の『おちば』と『さぁ みつけよう!』を選びました。
④よむこと
→ひくことで選んだ2曲のうちの1曲から出題となりますが 担当講師が楽譜を開いて指さします。そこを音階で歌って読みます。
ト音記号 ヘ音記号共に2~4小節程度だったと思います。
⑤つくること
→これは ぷらいまりー④の最後の曲 『はと』という曲です。
こちらは楽譜にメロディーしか記載されていないので そのメロディーに合った伴奏を考えて弾きます。
メロディーに合った伴奏付けが必要となりますが これは事前にレッスンで練習するので問題ありません。
ちなみに娘はレッスン時にこのような伴奏を考えました(娘が即興で弾いたものを先生が即座にボードへ書いてくださりました)↓
以上の6項目が出題されます。
グレード前のレッスンでは 基礎グレードへ向けた内容もやりますし 基本的に落ちることはない試験なのでそこまで心配しなくて大丈夫です!
とはいえ 弾くことに関してはちゃんと家で練習した方が良いです。
娘も無事合格!
後日 担当講師を通して合格証とコメントが手渡されます。
幼児科基礎グレードも無事終わり あとは幼児科修了コンサートに向けての準備と 残りのテキストを進めるのみ!!
次は 幼児科終了コンサートのお話です!