幼児期からヤマハにどっぷりの娘。
絶対音感があるのですが 急激に音感が急上昇した時期がありました。
幼児科修了あたりから 簡単な単音メロディや和音は当てることができたし 耳は育っていた。
けれど 2022年9月頃・・・
この辺りを境に あれ??と思う変化があったのです。
工事現場の音や バスの中のお客さんの買い物袋に入った瓶と瓶がぶつかる音 学校の音楽の授業のピアノの演奏 お友達の鼻歌 テレビのBGM・・・
とにかくありとあらゆるものが スイッチをオンにしなくても頭の中に音階で流れてくるようで ボソボソと音階で歌っているのです。
冬になると 雪道を踏みしめる音なんかもドレミで聴こえたとのこと。
今までは基本的にはピアノの音のみだったし
スイッチを聴音モードにしていたのだけれど 変わりました。
そんな変化を私も何となく感じながら 冬頃に
『ねぇ娘ちゃんさぁ 絶対音感強まってない?』
と聞いてみると
『9月のお誕生日の日に不思議なことが起こった』
とのこと。
2022年9月某日。この日はピアノコンペティションでした。
娘の出番は1番。早々に演奏を終えると席へ戻り 他の出場者の人の演奏を聴いていました。
その時 娘の頭の中で 急に文字が出てきたそうです。
『なに色がいいですか?』
真っ黒な画面に白い文字が浮かんでいる。
そしてその後 パソコンのillustratorにあるようなカラーチップの画面が登場。
娘は
『ピアノだから・・・白と黒がいい』
と頭の中で思ったらしいです。
すると
頭の中に白黒のドアが登場。
そのドアから ド とか レ とかの音階の人間が出てくるようになったとのこと。
そう。このピアノコンペの日は ちょうど8歳のお誕生日の日だったのです。
これは後から聞いた話ですが 娘曰く
『神様がプレゼントしてくれたのかな』とのこと。
で 最初は音を聴くとそのドアから身体半分くらいをのぞかせる程度で 『ん?あれはなんだろう・・・』と思うことも多かったようですが
徐々に ドアから出てきて会釈をしていくようになったとか。
で 面白いのが 例えば『ファ#』。
カタカナのファが#を肩車してるんだってww
『シ♭』は シが♭のわっかの部分を腕にぶら下げてハンドバッグのように持っていたり
手をつないで歩いてきたり・・・
とにかく可愛い音たちの世界。
今までは 聴いた音が何となく感覚でわかる程度だったけど
音たちが頭に住み着いてからは 100%外すことがなくなったし 自信がついたとのこと。
この現象は 2023年2月のヤマハ演奏グレードが終わって3月、4月あたりに徐々に無くなっていきました。
そして6月現在 音たちは頭の中から出て行ってしまったとのこと。
娘曰く『もう音がわかるようになったし グレードの聴奏が終わったからいなくなったんじゃないかな。助けが必要なくなったから』とのこと。
そんな娘の現在の音感の状況はと言うと・・・
ブルクミュラーのアラベスクが両手で耳コピで最初から最後まで弾ける程度。
とはいえ 楽譜を買っていざきちんと弾いてみると 休符や2分音符などの長さ スラーなどのフレーズ など 細かな部分の修正が入りました。
でね 一度だけ 夢の中で音たちのお家を覗いたことがあるんだって。
頭の中に小さなドアがあって そこを開けてみると 家の中に木のテーブルと椅子があって そこに音たちが座っている。
もちろん顔はないし喋るわけでもないんだけど 娘がドアを急に開けたもんだから みんな慌てていたってww
ドアの外は芝生で なぜか壁は透けていて お家の中の壁には時間割表のような シフト表のようなものが貼ってあったみたい。
あまりにも詳細に話すから それを聞いて絵にしてみました。
↓↓
こんな感じ?? と聞いてみると 『そう!ママすごい!まさにこれ!!』とのこと。
上の扉は娘が音を聴いたときに出てくる扉。
ドアを開けたときに ドアの向こう側が真っ白な時もあれば 青空に雲が流れて動いているときもあるんだって。
空の青さもこの位らしい。
そして 夢で音たちのお家を覗いたときは下の絵。
木の丸いテーブルには音階が書いてあって 木の椅子に座っていたよ とのこと。
不思議だねぇ。
でもさ 今思えば 5月から9月までずっとベートーヴェンのソナチネばっかり弾いていて レッスンでもソナチネ。家でもソナチネ。学校の音楽室でもソナチネ。
かなり極めました。
休みの日は4〜5時間ピアノ弾いてる日もあって
ベートーヴェンの漫画にどハマりして
今までになくピアノに集中した時期だったんですよね。
6月といえば ヤマハのジュニア科も再開したりして そっちの課題曲も並行して弾いていたりして。
だから 頭に叩き込まれたのかな?音が。
そして ここから更にオカルトチックになるけれど
都内のとってもよく当たる霊視の先生に見ていただく機会があって
その時は仕事のことで話を聞いていたんだけれど
時間が余ったので 『娘ちゃんのこと見てあげるね』と言ってくださり スマホの写真を見せたのです。
何も娘のことは話していないんですよ。だけど第一声が
『この子 音楽の仕事をするのね。耳じゃなくて頭で音を聴いてるよ』
と・・・。鳥肌が立ちました。
『10歳の時に才能が開花する。中学生で音楽の道に進むと決める出来事が起こる。将来は”音を調べる仕事”をするみたいだよ。』
とも言われました。
はて??音を調べる仕事とは・・・?
調律師さん?採譜するお仕事?
よくわからないけれど とにかくピアノを頑張っていることは間違いではないよう。
『この子はピアノを毎日弾くことが食事をするのと同じように当たり前になっているから。だから嫌々やっているわけじゃないし心配いらないよ』とも。
と~っても不思議な出来事でした。
ちなみに 絶対音感は人それぞれで 面白いYouTube動画を発見したのでご紹介させていただきます。↓
10歳。何が起こるのだろう・・・