今日は 初めてのピアノ調律でした。
ピアノを購入したお店の店主からのご紹介で またしても素敵なご縁が♡
桐朋音大で10年ほど専属調律をしていた方ですよ~とあらかじめご紹介をいただいていましたが
お会いしてお話をしてみると 関東だけでなく 全国を周り 海外はワルシャワまで調整に・・・
そして 来月我々がコンサートへ行く予定の 大好きな男性ピアニストさんの調律もしたり。。。
しかもまさかの 昨日たまたま夜の歌番組に出ていたピアニストさんの弾いていたピアノを調整したご本人でした。
まさに昨日 オンタイムで観てましたよ~
感動!!!
とにかく 華麗な経歴の調律師さん・・・こんな我がボロ屋に調律へ来ていただくなんて恐れ多いお方でした(汗)
でも 非常に気さくな男性で 色々とお話をしてくれました。
まずはピアノの”ピッチ”について。
ピッチってよく聞くけど いまいちわからず。
調律師さん曰く
『クラシックを勉強しているなら442Hzで良いと思います。50年前位は440Hzが基準で多くて もしジャズなら441Hz が良いと思います。今でも海外では~・・・』(国名忘れてしまいました…)
など ピッチについて深く教えてくれました!
凄い!!!
そして 調整が始まるわけですが 娘が鍵盤の重さを気にしているのと 特定の音がたまにビリビリとなるので それを相談。
あとは 音がいつまでも響いて音の止まりが悪い気がして それも相談しました。
鍵盤の重さについては 弾きやすく調整していただきました。
調整後に試弾した娘曰く 週末に弾きに行っているヤマハのグランドと同じタッチ!とのこと。
調律師さんとしては 本当は軽くするのはあまり・・・という感じでしたが 娘が小柄で小さいもので 負担もあるので身体の成長を待って 元に戻しましょうと。
ピッチについては 元が440Hzに設定されていたらしく 442Hzに修正していただきました。
ちょっと高くなったかな?
調整後↓
これは調整前↓
そして 試弾した際の娘の姿勢を見て
『椅子が低いかも。これ以上上げられないなら 5cm位の台の上に椅子をのせて高さを出すといいですよ~。インシュレーターで高さが出ているので ペダル位置も高くて足首に角度が付きすぎるので 同じくここにも台を。』
とアドバイスをいただきました。
『昔は手を丸くして弾くように指導されていたけど 今は鍵盤に自然に手を置くように弾く指導へ変わっているから 椅子が低くて肘が下がっちゃうと腕に身体の重みが乗せられなくなっちゃう。それに 練習していても姿勢が悪いと疲れちゃうからね。』
とも教えてくださりました!
なるほど・・・(^^♪
『ショパンコンクール受賞の反田さんは 体重を10キロも増やしたみたいだけど それは腕に身体の重みを乗せたかったらだよ。それくらい 腕の使い方は大事です。椅子を高くしたら ぐんと上達するよ!』
と教えてくれて なるほど!!!!!凄い!!!楽しいし タメになるお話!!
そして夕方には 早速買いました!
DAISOで極厚ジョイントマットを!
これ 1枚で2cmの厚みがあって 繋げて好きなサイズにできるので便利。6枚をジョイントして それを2枚重ねにして計4cmの厚みを出しました。
娘にさっそく試弾してもらうと・・・
『すごい!すごく弾きやすい!!確かに 体重移動がしやすくて腕に重さを乗せられる!!!』
と 感動していました(*^^*)
アドバイスいただき 本当に本当に感謝です。
調整後のピアノをしっかり弾いてみて 娘に改めて感想を聞くと
『16分音符が軽やかに弾けるし pとか小さな繊細な音が出しやすくなった。音も雑音がなくクリアになったしちょっと高くなった。キレイ!』
とご満悦。(プロのコメントかww)
良かったね~本当に良かったね~!
素敵な音に 素敵な調律師さん。
ここでは書ききれない楽しいくてタメになるお話!
今日はなんて良い日なんだ~♪
次回は4月に調律へ来ていただきます!
もうすでにお会いできるのが楽しみ♪