2023年5月 ジュニアエレクトーンコース1年目も終わりを迎えるこの時期に
とっても悲しいお知らせが・・・
おんなか時代からお世話になっているヤマハの先生が退職されるとのこと。
この先生との出会いは3歳の時で なかなか娘も環境に馴染めない中 気長に待ってくれて 音楽の楽しさを教えてくれた方でした。
小柄で可愛らしい印象とは対照的に サバサバとした性格の先生で 枠にとらわれず臨機応変に対応してくださる印象で好きでした。
娘はレッスンが終わると 『子犬のワルツ弾いてくれた』とか『バイオリンを指で弾くピッチカート知ってる?教えてもらった~』とか目をキラキラさせて教えてくれるんですよ。
印象的だったのはレッスン中に娘の携帯が大音量で鳴ってしまった時。
娘はなかなかメールに気が付かないので 着信音を長めに設定しているのですが それが チャイコフスキーのくるみ割り人形なんです。(行進のやつ。名前わからんw)
それが流れたときに 『いい曲だね~』と言って即興で弾いてくれたそう。
それを娘はとっても喜んで 興奮気味に話してくれるんです。
レッスンの内容やレベルよりも実は私はこれらのことが本当に嬉しくて。
ヤマハって 音楽を学ぶところじゃないですか。
我が家は個人ピアノも習っているので ヤマハのジュニア科に演奏技術の向上はそこまで求めていないのです。
ヤマハに求める部分って 一般的なピアノ教室とは違うんです。
何これ!?とか すごい!! ってたくさん発見して感動して楽しんで欲しい。
自分の知らない音楽の魅力を知って 憧れる気持ちをたくさん持って欲しい。
やっぱり先生ってすごい!って感じて背中を追って欲しい。
グループレッスンの時にはなかなか感じる機会がなかったけれど 個人レッスンになって そんなことを感じさせてくれる先生だったなぁと しみじみ思った方でした。
とはいえお子さんもいらっしゃって色々事情もあると思うので 悲しいけれど お別れ。
次の先生が決まったのでしっかり引き継ぎますとのこと。
この重要な幼児期・小学低学年期に築いてくださった『音楽が好き』という気持ちを大切に これからも頑張っていきます!!
ということで・・・
それでは最後に ヤマハジュニアエレクトーンコース最後のレパートリー曲をお聴きください。(なんかこのタイトルと曲調が最後の曲として感動的)
Don’t Worry / 三原義隆