幼児科~ぷらいまりー①~

幼児科の2年間は ぷらいまりー というテキストを使用して進めていきます。

幼児科1年目前期に使用するのは ぷらいまりー①です。

前回の投稿で出てきたように 右手の指1本で弾くだけのところから始まり

左手奏もちょこっと始まり

半年の終わり頃には とても簡単な両手奏になります。

レッスンで使用するエレクトーンはお家にも保育園にもなく 見慣れない上に いろんな音が出る。なんかわからないけど鍵盤が2段もあるしカッコいい!

子供にとっては飽きることなく 魅力いっぱいな楽器なのです♪

曲のイメージに合わせて音が変えられるのが一番の魅力で 子供たちも楽しそうで微笑ましかったです(^^)

さてさて この両手奏が始まる時期 さすがに置いてけぼりになる子はいないかもしれないけれど

お家で少しでも弾いてくる子と 全くやらない子の差が出てくる時期でもあります。

そうすると 保護者の中には焦り始める方もいたりして

レッスン中には

『違うでしょ!右のほら そこ!』

と 隣で弾いている我が子に小声でダメ出しをして険悪なムードになる親子もいたり。これは 幼児科あるあるじゃないでしょうかw

というか 私も経験あります。良くないとわかってはいるけど ついつい反射的に口が出ちゃうんですよね〜。

私は

『ねぇ ちゃんと歌ってよ!口パクじゃん』

が口癖でしたw

当然

『歌ってるよ!』

と娘は怒り レッスン中に他のご家庭に気づかれないようにひっそりと険悪なムードになるのでした・・・w

これはもう グループレッスンを受ける以上 仕方ないです。

だってみんなで一斉に弾いている中 我が子だけ間違えたら周りに悪いなぁとか 何でうちの子だけ弾けないのかしらと思ったり ついつい大人目線で考えちゃうんですよね。悩ましいです。

先生曰く

『子供が自分の間違いに気付けなくなるので 親はじっと我慢してください』

とのこと。

仰る通りです。ただ それがなかなか出来ないのよ(涙)

口を出さずに見守る。これがとても難しく 親は忍耐が大事だと感じた時期でした。

その他には 家で練習してくれない と悩む方もいたり

レッスン中に気が散ってしまい 周りの子に申し訳ないと感じていたり

早くも幼児科を辞めていってしまうお友達もいました。

みんな それぞれに悩みを抱えています。

でも今になって思えば 子供の習い事に一緒に取り組めた時間は宝だし 一生懸命悩んだりしながら 自分自身も成長したんだなと感じます。(綺麗にまとまった?w)

でもまぁ ピアノが全てではないですからね。

この時期 親が見極めて 他の習い事へ思い切って移行するのも良いかなと個人的には思います。

幼児期の経験は大切ですからね。

自分の子には何が向いているのか 色々と経験させてみたいと思うのが親心。

さあ 次は1年目後半のぷらいまりー②へ突入!

作成者: 餃the女

小学生の娘がいます 娘は3歳からヤマハに通う生粋のヤマハっ子 日々のピアノのこと と、たまに違うこともちらほら・・・ ぜひお付き合いください!!